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木酢液は自然の恵み 炭やきの副産物

木酢液は、木を炭にやく時の煙から採取した酸性の液体です。この煙の正体は炭材の木が熱分解するときに発生するガス成分と水蒸気です。この煙を煙突に通して冷却すると水蒸気の微粒子が水滴になり、煙突の内壁を液状になってしたたり落ちてきます。この液体が木酢液です。

採取した液体(木酢液)を容器に入れておくと、時間が経つにつれ水に溶ける液と油に溶ける液に分かれます。さらに、油に溶ける液体は表層に浮くものと、重くて容器の下に沈むものと分かれます。上層と下層の油に溶ける液体がそれぞれ『軽油質』と『タール分』です。中間層の水に溶ける(水溶性)透明感のある液体を『粗木酢液』と呼びます。
この粗液を蒸留・精製し、タール分などの有害物質を取り除くと、ようやく製品の木酢液となります。



木酢液は赤褐色の水溶液で、20%くらいが有機化合物、残りが水分です。主成分は酢酸、アルコール類、フェノール類などの200種類以上の天然成分が含まれています。これらの成分の相互作用によって、多種多様な効果を生み出していると考えられています。


採取量は収炭量(重量比)の30〜40%くらいで、100kgの炭材から約25kgの炭と約8kgの粗液が採取できます。この粗液を精製して取れる木酢液は60〜70%なので8kgの粗液から約5kg(約5L)の製品ができます。つまり、原木100kgに対して採取量約5kgと大変貴重です。

 
上質な木酢液の見分け方
 上質な木酢液の見分け方
 良質の木酢液は、透明感のある
 淡黄色又は明るい茶色、茶褐色。
 不純物が無く、透明度が高い。
 良質の木酢液は、透明感のある淡黄色又は、明るい茶色
 茶褐色をしています。粗悪品は色が濃く、重合が進むと暗黒
 色に変化します。

 茶色く濁った木酢液はまだタール分が残留しています(左)。
 安定静置+蒸留精製により、タール分などの危険分子を
 取り除いた木酢液は透明度が違います。(右)。

 その他、肉眼で見て微細な粒子などによる汚れや濁りがなく
 余分な成分を含んでいないほど 「透明度が高く」、
 「品質が高い」といえます。